多拠点生活を送る理由。【多拠点生活のメリット・ディメリット】

多拠点生活で見える世界 多拠点生活

巷は新型コロナでまん延防止等重点措置が発令され県を跨る移動が厳しくなってきましたが、そんな今だからこそ気分転換に同一都道府県内で多拠点生活を送ってみるのも良いかもしれませんね。

 

多拠点生活という生き方に興味はあるけど・・・

 

良いことあるのかなぁ?何だか大変そうだなぁ?

という方にも分かりやすく多拠点生活についてのメリット、ディメリットを実体験に基づき丁寧に解説していきますので参考にして頂ければ嬉しいです。

結論を先に言いますと、世界観が変わります。家族など周囲の人からの同意が得られれば挑戦しない手はないです。

多拠点生活を送る理由

多拠点生活とは一言でいえば「複数の拠点で生活するライフスタイル」のことです。

従来は賃貸物件や持家などの住居に定住するのが当たり前でしたが、この考え方を覆す新しい生活様式になります。

多拠点生活を送る目的は人により様々ですが以下のような一例があります。

・平日は会社のある都心で生活、休日は地方でリフレッシュしたい
・必要な時だけ会社のある都心で過ごし普段は自宅で在宅勤務(孤独な単身赴任からの解消)
・日本中、いや世界中のあらゆるところでテレワーク(ワーケーション※で人生満喫)
ワーケーション(Workation);ワーク(労働)とバケーション」休暇)を組み合わせた造語。観光地やリゾート地でテレワークしながら休暇をとるライフスタイル。
いつかモルディブでワーケーションするのが私の夢です。
モルディブでテレワーク

 

従来はリモートワークがマイノリティだった我が国も今回のパンデミックを機に少しずつ世界の潮流に乗ってきている感はあり、いずれ100万人程度の日本で働く労働者がそうしたライフスタイルに移行していくだろうという見方もあります。

次に多拠点生活のメリット・ディメリットを紹介します。

多拠点生活のメリット・ディメリット

メリット

コミュニティーが形成できる

各拠点で知り合った自分とは職種など住む社会が全くことなる人々と人間関係を築き、多様性のある関わり合いにより新たな知見、複数の仕事を得ることが可能です。

私自身も、税理士、IT関係エンジニア、公認会計士、料理人等々の多種多様な人々とのコミュニティーで新しい知識を学ばせてもらっています。

まったく毛色の違う人達とのリアルな場での交流は新鮮で本当に価値あるものです

現在、キャリアコンサルタント関係のNPO法人を設立中なのですが、このコミュニティーで得たファイナンシャル知識が相当役に立っています。

 お試しで田舎暮らしが出来る

湯布院でワーケーション

将来、田舎へ移住し静かな老後を送りたい考えている人は、あらゆる場所で田舎生活のお試しができるので、自分にあった拠点を探す意味でも最適です。

きっとご自身に合った素敵な場所が見つかるはずです。

また、ぶっつけ本番で都心から田舎へ移住するのは不安ですよね。

多拠点生活で田舎暮らしの練習を繰り返して、少しずつ地方の生活に慣れていけるというメリットも大きいと思います。

お試しで田舎暮らしをやってみて、自分にはやっぱり合わないなと思えば、計画を変更すれば良いだけですしね。

好きなときに好きな場所で暮らせる

 

・平日は会社のある都心で生活、休日は地方でリフレッシュしたい

・孤独な単身赴任生活から解消されたい

・ワーケーションでメリハリのある生活を送りたい

このような願いを叶えてくれるのが多拠点生活のメリットです。

自分のニーズにあわせて、「日本経済の中心である東京で仕事をするもよし」、「豊かな自然に癒されながら地方でテレワークをするもよし」、「第二の故郷を見つけて週末はゆっくり過ごすもよし」、「家族との時間を増やしたいから在宅勤務をメインにするもよし」各拠点の長所を享受しながら自分らしい自分しかできない生活を送ることができるのです。

ディメリット

コストがかかる

これは置かれている状況によるとは思いますが一般的には、交通費、家賃などが増えるので1箇所で定住するよりもコストがかかってきます。

ただ私の場合は都会の単身赴任先で賃貸マンションの家賃と福岡ー羽田の航空代で月に少なくともプラスで10万円の支出が発生していたので、多拠点生活に切り替えた方がコストは少なくなるという試算結果を元に実行に移しました。

関連記事 ”多拠点生活へ第一歩。賃貸物件を引き払おう!”を参照下さい。
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こうゆう人は稀かも知れませんので、多拠点生活を始める前には入念なシミュレーションをお勧めします。

多拠点居住生活のパッケージを月額制サービスとして提供しているベンチャーの代表として、「HafH」や「ADDress」がありますので、こういったサービスを使うのがリーズナブルで現実的です。

関連記事”多拠点居住生活の月額制サービス「HafH」へお試し入会してみた”を参照下さい。https://soromove.com/takyotenseikatu-otameshi/

心理的負担、身体的負担がかかる

複数の拠点を移動するということで、腰痛持ちの方などは身体的に負担がかかる可能性があります。

また枕が違うと寝つきが悪いような方は完全に体を休めることが難しくなるかも知れません。

人づきあいが苦手な人は拠点での新しい人との出会いが逆に苦痛に感じることになる可能性もあります。

これら心と体の健康が不安な人は、最も自分が安心する馴染みのある場所を本拠地として無理なく多拠点生活を送る事にしましょう。

周囲の理解が必要

会社の理解が必要。

「働き方改革」や「新型コロナパンデミック」により以前より多様な働き方が認められてきましたが、まだまだ対応できない会社が多いことも事実です。

もし会社が認めていないのであれば、多拠点生活を送りたいという要望を会社に伝え、会社と共に多拠点生活を導入できる働き方を模索していきましょう。

変化を求める人は、このぐらいのパワーは持ち合わせていると思いますし、会社へ働きかける事で自身の働き方改革だけでなく、会社全体の働き方改革を推し進める事に繋がるはずです。

また家族を持っている方は言うまでもなく家族の理解も必要ですね。

子供の学校やパートナーの働き場所等々、課題を明確にし対策についてよく話し合う事が重要です。

多拠点生活はやりたいという気持だけでは出来ることではなく、周囲の人達に対しての配慮や入念な準備が求められます。

さいごに

多拠点生活のメリット、ディメリットを解説してきました。

世界の潮流にのって、先ずは無理なく出来る範囲から多拠点生活の一歩を踏み出し、自分らしいライフスタイルを探してみませんか?

本記事が今後のライフスタイルに悩む方々の一助になれば幸いです。

 

 

 

 

 

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