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読書

 

2020年の読書メーター
読んだ本の数:55
読んだページ数:16110
ナイス数:169

ゆげ塾の中国とアラブがわかる世界史感想
中国が何故対外的に攻撃的なのかは中華思想のプライド、アヘン戦争以降搾取され続けたトラウマからと説かれているのは納得。アラブについてはイギリスの三枚舌戦略が有名だが、統一させないように欧州、アメリカなどが都合よく内紛、戦争をけしかけているという事実を知る人は少ないのではなかろうか。
読了日:12月30日 著者:ゆげ塾,ゆげひろのぶ,川本杏奈,野村岳司
【ビジネス書大賞2020 特別賞受賞作】哲学と宗教全史感想
バイブル発見。
読了日:12月28日 著者:出口 治明
2021年 日本はこうなる感想
コロナショックを如何にして変革の原動力とするか。停滞していたデジタル技術革新などが一気に加速する中、広がるビジネスチャンスのヒントを掴める一冊。個人的にはスキルシェアのプラットフォームを職が減少したフィットネス関係者にお勧めしたい。リモートワークについては職場で同じ空間を共有できなくなり、間接的な情報共有、個人の成長をどうやって回復させるのか考えるきっかけになった。
読了日:12月12日 著者:
投資の大原則[第2版] 人生を豊かにするためのヒント感想
投資に関する大原則、分散投資、リバランス、ドルコスト平均法に関して何故重要なのか簡単に解説されている。アクティブではなくインデックスファンドに投資すべきとの指摘には賛同。
読了日:11月29日 著者:バートン・マルキール,チャールズ・エリス
日経新聞マジ読み投資術感想
日経新聞の読み方。先ずは大きな変化点となるキーワードに着目。新、最、初、発などがタイトルに含まれる記事を読み転換に気づく事が第一歩と理解。次はデータの理解。ストックデータ、フローデータがあるがマーケット規模を表すのは前者でありこの違いを選別してみようと思う。最後にトレンドに注目する。株価は先行指数であり今後の景気動向を示すもの、個人が感じる消費思考は遅行指数であり、景気の変化を実感してからでは遅いという事を学んだ。よって株価は下がっているが足元の景気は良いので景気は上向きだと思う楽観的思考は間違えである。
読了日:11月23日 著者:渡部 清二
ヤバい決算書 (日経ビジネス人文庫)
読了日:11月22日 著者:長谷川 正人
夢をかなえるゾウ1感想
想像以上に深い本
読了日:11月14日 著者:水野 敬也
日本VS韓国 対立がなくならない本当の理由感想
戦後最悪と言われる昨今の韓日関係について、その理由について歴史を紐解きわかりやすく解説されている。最近では反日教育に疑問を抱く若者も増えており高校生の抗議活動もあったことは希望の兆しである。文在寅大統領の両親の出身地が北朝鮮と言うことも北朝鮮との関係改善に前のめりな理由の一つである事がわかった。今後の韓日関係を考える中で韓国の反日教育は改めるべきであるが日本人は過去の植民地支配時代の歴史をもっと学ぶべきでもあり、そうやってお互いが歴史の真実を理解した上で歩み寄ることが出来ないと関係改善は難しいと考える。
読了日:11月12日 著者:池上 彰,「池上彰スペシャル!」制作チーム
危険なビーナス (講談社文庫)
読了日:11月03日 著者:東野 圭吾
本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法感想
経済的自由を手に入れる方法の入門編。定期的な積立投資をするのも良いが、今後は本書で学んだVIX指数も参考にしながら購入を検討しようと思う。
読了日:11月03日 著者:穂高 唯希
ビジネスエリートになるための 教養としての投資感想
平均賃金が長らく横這いの日本では特に投資が重要であるにも関わらず投資マインドが低いのは何故なのか?財閥解体がその理由の一つと言う指摘には納得。労働の思想から投資の思想へ転換し未来を切り開くのは自分自身である。投資にあたっては企業の参入障壁が最も重要で競争優位、付加価値、長期潮流で投資仮説を自分なりに考える力を養う事が最も大事な事であると理解した。
読了日:10月23日 著者:奥野 一成
The Big Zero ザ・ビッグ・ゼロ: 成長、イノベーション、競争優位をもたらすゼロベースのアプローチ感想
ゼロベースのアプローチが抽象的に書かれており具体的なフレームワークは一切紹介されておらず理解し辛い。ゼロベースはコストは削減すればよいというものでは無く悪いコストを良いコストに変えるためにマネージメントするプロセスが重要との指摘は納得。
読了日:10月12日 著者:クリス ティマーマンス,クリス ロアーク,ロドリゴ アブダラ
こんなものいらない! 消費税、戦争、そしてカジノ感想
アンチ安倍首相の本。消費税増税や法人税引き下げに対し筆者独自の視点での指摘があるが、考えが古い部分もあり賛同は出来ない。
読了日:10月08日 著者:西谷文和
歴史劇画 大宰相 第四巻 池田勇人と佐藤栄作の激突 (講談社文庫)感想
池田勇人と佐藤栄作の巻。古くからの盟友佐藤の支援を受けて総理になった池田であるが、就任当初、後任は佐藤で決まりとまで言っておきながら長期政権で得た権力を失いたくない一心で禅譲を渋り両者は総裁選で激突したという骨肉の争いが描かれている。所得倍増計画など政策についての情報が無いのは残念。佐藤栄作に限っては腹黒い人間性にクローズアップされた内容となっており少し気の毒だなと思った。次回の田中角栄が楽しみ。
読了日:10月06日 著者:さいとう・たかを,戸川 猪佐武
マンガ 面白いほどよくわかる! 新選組感想
幕末の動乱を駆け抜けた武士道を貫いた近藤勇率いる新選組の始まりから終焉までが描かれている
読了日:10月03日 著者:
日本のイノベーションのジレンマ 第2版 破壊的イノベーターになるための7つのステップ感想
前作イノベーションのジレンマに続く日本版となっており例題が身近なゲーム機、スマホなどで解説されており理解し易い。企業が何故破壊的イノベーションではなく持続的イノベーションに偏ってしまうのか、合理的な意思決定を重視する企業に有りがちであるという説明には私自身が今現在進行形で感じている事であり納得。
読了日:10月03日 著者:玉田 俊平太
ビジネス教養 地政学 (サクッとわかるビジネス教養)感想
ランドパワー、シーパワー双方の立ち位置から進出の戦略など過去の歴史を紐解きながら地政学視点で解説されており面白い。そして中国はシーパワーも支配下に入れようと目論んでいるが、過去イギリスやアメリカなど両立させた国は歴史的に無くきっと失敗することだろう。イギリスのEU離脱やギリシャ危機でのEU各国からの支援に地政学的側面がある事が興味深い。前者は潜在的に持っている大陸側への恐怖心、後者は地中海に面した同国をロシアからの進出に備えて救済したとある。
読了日:09月28日 著者:
世界を動かすイスラエル (NHK出版新書)感想
イスラエルを中心に宗教、民族、イノベーション、福音派、トランプ、コロナなどをキーワードに中東情勢が数珠つなぎで読み解かれており非常に面白い。トランプがいかに選挙に勝つ事しか考えていない暴君的な政策を繰り広げているのかが良くわかる。ネタニヤフと共に対イラン戦略で福音派支持を圧倒的なものにしているがコロナ危機による経済低迷には勝てそうにない。イスラエル、パレスチナの和平交渉、イラン核合意の再会は次期大統領のバイデンに期待する。
読了日:09月19日 著者:澤畑 剛
漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則
読了日:09月10日 著者:ジョージ・S・クレイソン
歴史劇画 大宰相(3) (講談社+α文庫)感想
岸信介唯一の?功績である日米安保改定で漸くアメリカに日本への防衛義務が明記された訳だが、現大統領トランプは、アメリカが攻められた場合、日本はソニー製のテレビを観てアメリカを防衛しないのは不平等条約だと言っているそうだ。歴史を学ぼうともしないトランプに読んで欲しいシリーズ漫画である。
読了日:09月06日 著者:さいとう たかを
歴史劇画 大宰相(2) (講談社+α文庫)感想
吉田茂とは全く異なる政治の信念を持っておりイデオロギーよりも地政学を大事にする思想。ソ連や中国など社会主義国家とも国交が必要と考え日ソ共同宣言の締結に尽力。未だに解決されぬ北方領土問題、日ソ両国は引き続き平和条約締結交渉を行い、条約締結後にソ連は日本へ歯舞群島と色丹島を引き渡し(譲渡)するとあるが、択捉、国後島に関しての文言が何故入っていないのかが理解できた。平和条約はいつになるのやら。
読了日:09月06日 著者:さいとう たかを
歴史劇画 大宰相(1) (講談社+α文庫)感想
日米安全保障条約を締結しアメリカの占領下にあった日本を独立に導いた戦後最初の大物首相の人間性、信念が良く分かった。いわゆる吉田ドクトリンで代表的な出来事としては安保締結に際してアメリカからの再軍備強化の要求を断固拒否し経済外交を断行したところにあると思う。これが無ければ日本の高度成長期は無かったのではとも思う。賛否両論あるが敗戦国が立ち上がるための戦略としては評価に値すると個人的には思う。
読了日:09月06日 著者:さいとう たかを
渋沢栄一 人間の礎 (集英社文庫)感想
豪農の生まれの渋沢栄一が後の最後の徳川将軍となる一橋慶喜に使え、紆余曲折を得て実業家に至るまでの前半生が記されており、日本の資本主義礎を築いたと言われる理由もよくわかった。論語とソロバンの一致とゆう意味も理解。我が社の経営陣も学んで欲しい。
読了日:08月29日 著者:童門 冬二
ニューノーマル時代のビジネス革命感想
アフターコロナ、withコロナでの生活、ビジネス様式をトレーサビリティ、フレキシビリティー、ミィックスドリアリティ、ダイバシティと4つの視点より解説されてる起業家向けの書籍。他拠点生活者の為に考えられたマルチハビテーションは実際に使ってみたいと思う。アドレスとANAのコラボ企画もあり月7万円で飛行機2往復+シェアハウスは魅力的。
読了日:08月23日 著者:日経クロストレンド/藤元健太郎
知らないと恥をかく世界の大問題11 グローバリズムのその先 (角川新書)感想
2020年の世界のニュースを解説。イギリスは何故EU離脱に至ったのが?離脱後のアイルランド問題が歴史から紐解かれ非常にわかりやすく解説されている。中東問題はイランのシーア派である12イマーム派の考えから大統領より権力を持った最高指導者が存在する事を初めて知った。イスラエルのエルサレムを首都としたトランプのやり口は宗教問題を軽視かつアラブ人、ユダヤ人の歴史を冒涜しておりやはり気に入らない。
読了日:08月15日 著者:池上 彰
【新版】ランチェスター戦略 「弱者逆転」の法則感想
弱者は一点集中の差別化戦略で先ずは狭い領域でのナンバーワンを目指すべきという理由がよくわかった。取捨選択の判断が重要である。また競合との戦いかたとして足下の的をミート戦略で倒すべき、日産はトヨタを倒そうと必死になりホンダに足元を救われた話しは納得。
読了日:08月12日 著者:福永 雅文
ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70感想
ロードマップの書き方は勉強になった。組織マネージメント、人材育成については、PM理論、WILL/SKILマトリクス、GROWモデルが実践で使えそうであり自分にとって価値ある一冊。
読了日:08月10日 著者:株式会社アンド
マンガでわかるギリシャ神話: 個性豊かな神々のおもしろエピソードが満載!感想
三代に渡る親子喧嘩により絶対神ゼウス誕生の秘話まではストーリー性が描かれており記憶に残りやすい。以後は短編集でポイントだけ記載されているので分かりやすいがストーリー性には欠ける。
読了日:08月10日 著者:
日本の戦後を知るための12人 池上彰の〈夜間授業〉感想
戦後を変えた人々と言うべきか型破りな12名の功罪、毀誉褒貶で学ぶ池上さんの著書。
読了日:08月09日 著者:池上 彰
現場レポート 世界のニュースを読む力感想
2020年 激変する世界各国の動向が良くわかる。エルサレムではアラブ人とユダヤ人が旧市街ではごく普通に隣り合わせで暮らしている事など現地に足を運ばないと知る由のない事実が語られている。イージスアショアが何故秋田と山口県に配備されることが選ばれたのか?これは衝撃であった。
読了日:08月04日 著者:池上 彰,増田 ユリヤ
漫画版 論語と算盤感想
渋沢栄一の信念、生き様が漫画でわかりやすく描かれている
読了日:08月04日 著者:近藤 たかし
東大教授がおしえる やばい日本史感想
嘘か真か歴史人物の面と裏の顔が面白おかしく書かれている。
読了日:08月02日 著者:
一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書 公立高校教師YouTuberが書いた感想
歴史がストーリーで書かれているので理解しやすい
読了日:08月02日 著者:山﨑 圭一
池上彰のまんがでわかる現代史 東アジア感想
中国や韓国が何故反日なのか?同じく侵略されていた台湾は何故新日なのか?など、なんとなく分かっているようで分かっていない歴史的背景がよく分かる。北朝鮮の金日成がもともとは名のないソ連の一兵士でソ連の指示により北朝鮮の指導者として君臨したという事実には驚き。無名だからこそ権力の拡大のため軍事路線をひき挑戦戦争を引き起こし南北統一により権力を誇示しようとしたという狙い。ソ連の南下政策に対抗した日本が朝鮮を支配するという歴史から繋がっている事をもっと国民は知らなくてはならないと思う。
読了日:07月24日 著者:池上 彰
ゼロからやりなおし! 世界史見るだけノート
読了日:07月22日 著者:
面白くて眠れなくなる『古事記』感想
イザナギ、イザナミが島々、神々を設けた後、スサノオの命を受けオオクニヌシが国造りをし、アマテラスの使者によりオオクニヌシから国譲りが行わた。オオクニヌシが国譲りの代償として求めたのが出雲大社だという。その後、天孫降臨で高千穂に降り立ったニニギが容姿の醜いイワナガを妻にしなかった事が災いし天孫の命が限りあるものとなり、後の天皇は高天の原に暮らす天つ神とは比べ物にならないほど短くなった。ヤマトタケルはあまりに純粋であまりに惨虐ないため父に愛されないまま天命を立った強くも寂しき神である。
読了日:07月18日 著者:島崎 晋
シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング)感想
第4次産業革命と言われる現代で日本は過去15年間1人負けだったという衝撃的な切口から始まる。それでも過去を振り返れば第一次産業革命の頃から新しい技術に対しては乗り遅れてきた日本は第二第三の波に乗って応用力を駆使して浮上してきた。今回も明るい未来はあると言い切っているところが新鮮であった。その為には教育システムなどにかけるリソースの再配分など刷新が必須であることを説いている。残すに値する未来を創出する為に筆者が仕掛けている風の谷ビジョンは夢のような話だが環境破壊、貧困など社会問題を一掃できる活気的な思想だ。
読了日:07月14日 著者:安宅和人
一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書 公立高校教師YouTuberが書いた感想
学生時代に学んだ世界史だが殆ど頭に入っていなかったのでおさらいと言うよりも一から学んでみようと思い興読み始めた。人類の繁栄に争いはつきもので産業革命から第一次大戦に突入したところはその典型で印象的。第二次大戦後もベルリン封鎖、朝鮮戦争、キューバ危機を経て米ソ冷戦時代に突入したなど歴史の繋がりが理解できた。争いは現代でも続いており、パレスチナ問題についても歴史的背景がわかりやすく解説されている。
読了日:07月08日 著者:山﨑 圭一
図解 実戦マーケティング戦略感想
実戦で使えるテンプレートが紹介されており明日から早速使ってみようと思える。BASi CSは競合との差別化戦略を練るのに使えそうなツール。ニーズの大きさには広さと深さの2軸で考える思考は新しい発見だった。
読了日:07月01日 著者:佐藤 義典
ドラッカー名著集 4 非営利組織の経営感想
非営利組織のリーダーたるものは!が本筋だが営利組織にも通じるマネージメント戦略など事業経営のいろはが説かれている。組織に対して、どこに機会があると思っておられるか?どこに問題があると?何がうまくいっている?何がうまくいってないか?など聞かなければならないと説明されていた。この組織は自分に何を求めるべしかを問わなければならないと。まさにSWOT分析的なマーケティング戦略思考が大事である事を理解した。組織のリーダーとして、もし自分が明日辞めても大きな変化は無いと言える事が組織を預かるものにとって最大の目標だ。
読了日:06月30日 著者:P.F.ドラッカー
入門経済思想史 世俗の思想家たち (ちくま学芸文庫)感想
アダムスミス、マルサス、リカード、マルクス、ケインズ、シュンペーターなど経済学の思想家たちの経済理論や思想が時代の背景含め全体像から紐解かれている。個人的にはケインズとシュンペーターが資本主義の一般的価値は共有しながらも前者は資本主義は景気後退により脅かされ対策として政府の介在を挙げているが後者は資本主義は成長によって導かれ政府支出は否定しないがあくまでも不況に落ちいったときの困窮を和らげるもので恒久的な補助エンジンでは無いと言うちょっとした考え方の違いが興味深いところであった。
読了日:06月28日 著者:ロバート・L. ハイルブローナー
コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画感想
コロナショックの危機を乗り切る為のリーダー思考が詳しく解説されている。個人としては会社の事業部が経営危機に陥っている状況でもあり、このような場合マネジメントプロフェッショナルとして色々な事が学べる格好のタフアサインメントが目の前にある大きなチャンスと捉えるべきと思考を180°変える事か出来た。良しも悪しも今回の件で世界中の働き方は大きく変容し、テレワーク、都市と地方の二重生活がいとも簡単である事が実証されており、破壊的危機の次には破壊的イノベーションの波が押し寄せて来る事という指摘には同感。
読了日:06月07日 著者:冨山 和彦
新しい経営学感想
経営学の基礎が広く分かりやすく解説されている。事業戦略を立てる時に便利なビジネスモデルやポジショニングマップなどのツールも紹介されており実践向きな良書。
読了日:06月04日 著者:三谷 宏治
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント : 経済的自由があなたのものになる (単行本)感想
所得タイプを右側のI(投資家)B(ビジネスオーナー)と左側のE(雇われ)、S(自営業者)のクワドラントに分類し、不労所得が支出を上回る経済的自由を得るには右側にシフトするしかないと説かれている。自分の実生活に落とし込む情報も充分で、クワドラントの右側で成功するための7つのステップは是非実践しようと思う。自身の貸借対照表や損益計算書なども作成する事によりファイナンシャルリテラシーの理解も深まりそう。本書で紹介のあったロバートハイルブローナーのthe worldly philosophers も読んでみよう。
読了日:05月31日 著者:ロバート キヨサキ
日本の特別地域 特別編集 これでいいのか北九州市 (地域批評シリーズ)感想
良い資産を沢山持っている北九州。まだ宝の持ち腐れだがきっと花開くだろう。その一助を担うべく行動あるのみ。
読了日:05月10日 著者:鈴木士郎,昼間たかし
ルビンの壺が割れた感想
なんとも言えない怖さ
読了日:05月10日 著者:宿野 かほる
素敵な日本人 東野圭吾短編集
読了日:05月09日 著者:東野 圭吾
武器としての「資本論」感想
マルクス資本論を筆者独自の視点で読み解いたもの。近年の資本主義経済では規制緩和、雇用の非正規化、グローバル化などで労働分配率が下げられ資本は新たな剰余価値を生み出そうとするが、これは絶対的剰余価値の追求へ回帰であり移民問題等大きな社会問題となっている。格差経済による中間層の脱落は需要不足を招いており戦争等破局的帰結の危機。これを避ける為の階級闘争は、生活レベルの低下に耐えれるかどうかが基準と筆者は考えている。人間的基礎価値を信じネオリベラリズムで実質的包摂された思考、感性を引き剥がす事が闘争の始まりとの事
読了日:05月05日 著者:白井 聡
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)感想
学校では教えてくれないお金の哲学。経済的自由を得るためには、勤労所得からポートフォリオ所得、不労所得へ脱却する事が必須であることが分かった。お金の為に働くのではなく、自分のためにお金を働かせるという今まで考えたこともない概念を知ることが出来たのは大きな収穫。お金を生み出す自分のビジネスを持つ事が必須だが、これに先立ち会計力、投資力、市場の理解力、法律力を学ぶ必要あり、特にセールスやマーケティングの経験は最も重要で、人から拒否されたときの恐怖をコントロールする力が人生を楽にする事ができるという説明には同感。
読了日:04月28日 著者:ロバート キヨサキ
イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)感想
イノベーションには持続的、破壊的の2種類あり前者は現事業の延長線上にあり優良な経営者は資源配分プロセス、価値基準を駆使して右肩上がり業績を伸ばす。ただ技術の供給が市場のニーズを上回った先には下から突き上げてくる破壊的イノベーションに取って代わられるという産業の歴史がディスク業界を例に分かりやすく説明されている。破壊的技術は低価格かつ不透明な市場が相手であり上位企業からのバリューチェーンでは事業判断から排除される領域であり、主流事業部とは価値基準が独立した小規模な組織で開発運営する事が有効である事を理解した
読了日:04月26日 著者:クレイトン・クリステンセン
文庫版 話を聞かない男、地図が読めない女感想
男と女の違いを脳科学の視点から分かりやすく書かれている。誰にでも当てはまる身近な男女関係の揉め事を例に、何故、男女がそうゆう言動になるのか脳科学の視点より面白おかしく解説されている。これを読めば異性との正しい付き合い方が分かるかも。
読了日:04月22日 著者:アラン・ピーズ,バーバラ・ピーズ
仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?感想
特に新しい発見は無かったがハインリッヒの法則から一件のヒヤリが10回起きると小さな事故に繋がり、小さな事故の1/29に大きな事故が潜んでいる確率論からもヒヤリに対して感度を上げることが重要だと再認識出来た。再発防止としてよく言われる周知徹底、教育訓練、管理強化は三大無策とも言え、手順そのものの未熟さを改善せねばならないことは言うまでもなくその通りだ。失敗を最大限食い止めることは大事だが失敗は起きるもので起きた後の対処の方がもっと大事である事を筆者は伝えたいと理解。失敗を認めいかに次に繋げる事ができるか!?
読了日:04月21日 著者:飯野 謙次
サラリーマンこそ自分株式会社をつくりなさい――1000万円生活を謳歌する感想
独立による節税メリットが分かりやすく書かれている。役員報酬は損金にならないが退職金は損金扱いになる事や法人は生命保険料の全額または一部を損金扱いと出来る事を知った。企業にあたっては、フロー型ビジネスとストック型ビジネスの組み合わせによる収入がベターには納得。
読了日:04月20日 著者:吉川 英一
「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!感想
人生を自分にとって意味あるものへの考え方が説かれている。無意味な感情に左右されないため自分のゴールに取って意味ある感情のみを許可する事が必要。時間は未来から過去に流れている概念より未来に対して過去は無関係でありホメオスタシスを未来に介入させればコンフォートゾーンの移動が出来るという説明は腹落ち。ゴール設定としては他人のモノサシからの脱却のため自分の本音にフタをせずhaveto->wanttoへ変える事、且つ人間は献身、自己犠牲を伴い大きな幸せを感じるものより自己中心的にならず抽象度を上げる事が重要と理解。
読了日:04月20日 著者:苫米地 英人
日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義感想
人口減少、高齢化が劇的に進行する日本に於いての生存戦略が様々な文献のデータ分析をもとに書かれおり説得力がある。日本は先進国の中でも極めて労働賃金が安い国であり、最低賃金の引き上げが最重要と説かれている。最低賃金は厚労省管轄の社会施策となっているが、経産省へ移行し経済対策として取り組むべきだとの指摘には納得。生産性を高めるにはこれだけでは不十分で同時な人材育成トレーニングが重要。特に経営層へのレベルアップが不可欠である。人生100年時代、初期で学んだ知識は陳腐化し人生途中で再教育が必要なのは言うまでもない。
読了日:04月20日 著者:デービッド アトキンソン

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